安心は人と人とのきずなから
私たちのみならず、障がい者や高齢者及びその家族と世間とのつながりが年々希薄になってきており、絆がまさに切れかかっています。 そして、このような世相が私たちの不安を掻き立てます。絆が細るなかで孤立死を迎えた悲劇の報道が後を絶ちません。
すべての人が持っている優しさを集結して、温もりのある社会に変えていかなければ・・・・そんな思いを胸に秘めて、「人と人との絆を太く、強くしていくことにチャレンジしよう」という心意気で仲間が集まって、このNPO法人を立ち上げました。
NPO法人 成年後見・こうべきずなは、知的障がいがあって判断能力に欠ける人が、成年後見制度を利用する事によって、「財産管理」は単に財産を管理するだけでなく本人の意思を聞き取って財産を本人のために有効に活用できるようにしたい。また、本人の意思に基づく丁寧な「身上監護」に力を注いで行く事によって喜びの多い生活ができるような支援を目指しています。
このような方針を重視して活動してきた結果、家庭裁判所や障がい者・その家族、施設の職員などから信頼を得て、受任者数が着実に増え50名を超えてきています。
被後見人への支援はその人の一生涯にわたるため、私たちの責任は重大です。このため、法人の基盤を整備して行かなければなりません。皆さまのご支援ご指導を宜しくお願い致します。